Plaubel Makina IIS, Anticomar 10cm F2.9, 6x9フィルムホルダー セット

[保証]3か月保証　※アクセサリー類は除く
[程度]AB-
[付属品]ケース、レンズメタルキャップ(緩い)、ピントグラス(フード付)、フィルムホルダー用引き蓋、レンズフード、フィルター(黄・赤・橙・スカイライト・クローズアップ)、反射防止リング、バックカバー、ブラケット
[商品詳細]

整備済み

距離計調整、ファインダー清掃、レンズ清掃、その他点検等。

ボディ側面、レンズボディにそれぞれ数字の刻み傷があります。その他の外装はやや擦れ傷はありますが年代からすれば中々良好な状態です。

ファインダー清掃済み。十分きれいになり見え具合も良好です。二重像もしっかり見えています。

レンズ清掃済み。こちらもきれいになりました。この手のレンズとしては中々に良い状態です。

動作問題ありません。

◆カメラ概要

沈胴式中判カメラ。付属のフィルムホルダーは6x9判。

今回の付属レンズであるAnticomarを使用する際は2段階引き出します。

Anticomarは距離計連動でそのままピント合わせが可能です。

正面から見て左上のファインダーはパララックス補正機構付き。前後両方起こして使います。それとは別にフレームファインダーもあります。

◆使用上の注意点

・BとTはチャージ不要。無理にチャージしようとすると故障の原因になります。

・シャッタースピードを合わせてからチャージします。特に1/200は要注意です。

・セルフタイマーはB、T、1/200以外で使用可。

・ボディの引き出しや収納はピントを無限位置まで戻してからしましょう。

・ボディのフロント側を引き出す際には広角用、標準用と2段階あるのでセット位置に注意しましょう。

・Anticomar以外のレンズを使用する場合にはそれぞれに合ったピント合わせ方法があります。今回は付属しないので割愛しますが、Anticomarより一手間二手間かかるイメージです。

・反射防止リングはAnticomar用の、言わばフードのようなものです。取説によると不要な光をカットする為のもので、使用する際はF4.5より絞り込まなければならないと記載があります。特に昼間晴天時に使用するアクセサリーとなります。

◆フィルム装填

※今回は付属の6x9フィルムホルダーを使う前提でご説明します。このホルダーは自動巻き止め機構付きです。が、今のフィルムではそのまま使用できない為、使用するには工夫が必要です。一例として下記の装着方法を記載します。

フィルムホルダー横(短辺の引き蓋が刺さっている側)の金属プレートを引くと蓋が開けられます。

巻き上げダイヤルを引き上げると、中枠を取り出すことができます。

巻き上げダイヤル下に空スプール、隣にフィルムを取り付けます。

フィルム先端を裏側から回し、空スプールに取り付けます。

中枠をホルダーに戻し、スプール間に二つ窓が開いているのでスタートマークが見えるまで巻き上げます。※巻き止め機構があるのでカウンター横のフックを一回一回引いて解除して巻き上げてください。

窓にスタートマークが見えたら、そこからもう少し、1㎝程度巻き上げたら蓋を閉じます。

カウンターは引き上げると回せるので、その状態で8の位置に合わせます。フックの真ん中の赤い点がカウンター位置です。

そこから1になるまで巻き上げていき、合わせたらそこが撮影の1枚目となります。

そこからは自動巻き止めの通りに進めていけば問題ありません。